競艇のうねりとは?うねりを把握して狙い目の福岡競艇場を徹底攻略

競艇のうねりとは?うねりを把握して狙い目の福岡競艇場を徹底攻略

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/race/22_20161025/monthly/kouryaku.html

競艇初心者の人は分からないかも知れませんが、競艇には『うねり』という言葉が存在します

競艇におけるうねりとは、水面で発生する波のことを指します。

レース会場の水面にうねりが発生していると、選手が思うように艇を操縦できずに、レースが荒れることが多くなってしまいます。

今回当記事では、うねりについて詳しく紹介していきます。

うねりの原因や特徴から、うねりのレースへの影響、うねりの多い競艇場の情報など詳しく紹介していくので予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

うねりの原因と特徴

うねりが発生する主な原因として以下の2点が挙げられます。

・淡水と海水がぶつかった影響

・遠くで発生した波の余波が競艇場まで来てしまう

うねりはその場で風が吹いていなくても発生してしまうので、風向きや風速をレース直前の情報を確認してもうねりが発生しているかどうかは分かりません。

うねりは目視での確認が難しいという厄介な特徴があり、ベテランの競艇選手でもターン直前までうねりの存在に気付けないとされています。

つまり、自分がレースを予想し、舟券を購入する際にも、うねりが発生しているかどうかは分からないということになります。

 

うねりはレース予想にどう影響する?

うねりが発生するとレースにどのような影響がでるのか気になる人も多いと思うので詳しく見ていきましょう。

実は、うねりが発生しているとインコースの艇が有利になるという特性があります

その理由として、アウトコースの艇が第1コーナーでまくりを狙ったときに、艇がうねりに乗って外側に流れてしまうことが挙げられます。

うねりに乗らないためには、他の艇よりも圧倒的に良いスタートを決めて、ターンまでになるべくインコースに寄り、インコースからのターンを決めるしかないといえるでしょう。

 

うねりが多い競艇場が存在する

全国24ヶ所の競艇場の中には、うねりが発生しやすい競艇場が存在します

まず、うねりが多いことで有名なのは『福岡競艇場』でしょう。

福岡競艇場は第1ターンマークが那珂川の川面に半分近く張り出していることで、海水と淡水がぶつかるため、うねりが頻繁に発生します。

さらに、博多競艇場は立地条件の環境もあり、博多湾からの波の影響や、博多湾に入港する船の影響も受けるので、うねりは複雑なものになります。

他にも、以下の競艇場はうねりが有名な競艇場とされています。

・びわこ競艇場

・江戸川競艇場

・宮島競艇場

うねりが多い競艇場では、うねりを視野に入れた予想をすることで、荒れたレースを的中させる可能性が上がるので覚えておきましょう。

 

うねりの強い福岡競艇場に的を絞って予想する

写真元:https://www.boatrace-fukuoka.com/modules/fukuokainfo/?page=index_suimen

前記したように福岡競艇場は全国屈指の難水面です。

難水面になりやすく、レースが荒れるということは、高額配当の舟券が出やすいとも言えますよね。

ここからは、福岡競艇場の特徴や予想する際のコツを紹介していきますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

難水面のレースの特徴を把握して、大穴の舟券を狙ってみるのもオススメですよ。

 

福岡競艇場の水質

那珂川の河口にある福岡競艇場の水面は海ですが、実はその水質は海水寄りの汽水(海水と淡水の混ざった水)です。

そのため、満潮時には博多湾からのうねりと河川の水流がぶつかり合い、第1コーナーに複雑なうねりが発生します。

一般的に、うねりは潮の満ち引きに合わせて周期的に発生しますが、福岡競艇場で生じるうねりは突発的なものとされています。

また、遠目からではうねりの有無を確認できないこともあり、選手は第1コーナーの手前まで走って初めてうねりの有無が分かるそうです。

このことから、うねりの発生しやすい福岡競艇場はターン技術の高い選手に有利な水面とされています。

さらに、機力次第ではうねりに負けてボートが暴れる可能性もあります。

予想の際には選手の実力をしっかりと把握しておき、モーターの調子など、機力にもしっかりと注目しておくことがポイントになるでしょう。

 

福岡競艇場は潮の満ち引き、波風の影響が出やすい

先ほど、福岡競艇場は満潮時には難水面になりターン技術の高い選手が有利と紹介しました。

しかし、その一方で干潮時には静水面になる特徴があるため、干潮時にはスピード勝負が得意な選手が有利になります。

つまり、選手の特徴とレースの時間帯による潮の満ち引きを理解して、予想することでも的中率が上がると言えるでしょう。

さらに、北風が強い日には博多湾からの波の影響を受けやすく、艇の操縦がより困難になってしまいます。

たとえば、博多湾から5m以上の高波が来ると水面が大きく荒れてしまいます。

そのため、波に不慣れな選手では操縦に苦戦することが予想されるでしょう。

風についても、風速5m以上の日は追い風か向かい風かによって、各コースの有利、不利が大きく変わってきます。

追い風の場合は、インコースが加速しやすくなり、アウトコースのターンが流れやすくなるのでインコースの選手が有利になります。

一方、向かい風の場合は、インコースが加速しにくくなり、アウトコースの小回りの利いたターンが決まりやすくなるのでアウトコースの選手が有利になると言えるでしょう。

このように、福岡競艇場の水面は潮、波、風によって常に複雑に変化します

このようなことから、福岡競艇場は全国屈指の難水面として有名なのです。

そのため、舟券を購入する際には福岡競艇場に慣れている地元の選手には注目しておきましょう。

 

福岡競艇場で予想する時のポイント

 

(集計期間:2020/10/01~2020/12/31 単位:%)

引用元:https://www.boatrace-fukuoka.com/modules/fukuokainfo/?page=index_jodata

福岡競艇場で開催されたレースの結果には以下のような傾向があります。

・3コース1着率が全国平均よりもかなり高い

・2コース1着率も全国平均より高い

・5、6コースからの1着率は全国平均よりも低い

その理由として福岡競艇場は、スタートから第1コーナーにかけてのコース幅が広い分、4号艇〜6号艇の選手にとっては第1コーナーまでの距離がかなり遠くになってしまうことが挙げられます。

また、1号艇の選手については、スタートのときの専有水域を指定されていて、1マークギリギリのところを走らされることになります。

つまり、福岡競艇場は4号艇〜6号艇には不利な環境の上、1号艇も有利ではないという特殊な環境です。

ということで、2号艇や3号艇の勝率が全国的に見てもかなり高くなっているのです。

特に、福岡競艇場の3コースは、全国平均から見ても勝率が高いので予想の際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

当地勝率に注目する

 

写真元:https://www.boatrace-fukuoka.com/#top_cal

うねりが発生しやすい競艇場では、各選手の全国勝率よりも当地勝率を重視することがポイントになってきます。

その理由は、うねりを見極められるのはその競艇場の水面に慣れている選手だけとされているからです。

全国勝率が高くなくても、うねりが発生しやすい競艇場での勝率が高ければ、その競艇場では1着になる可能性が高いと言えるでしょう。

特に、全国勝率が高い選手に人気が集まっている時は狙い目とされているので、うねりが発生しやすい競艇場では当地勝率に必ず注目しておきましょう。

 

まとめ

今回当記事では、競艇のうねりについて詳しく説明してきました。

うねりの発生する原因や、うねりがレースに与える特徴を把握しておくことは難水面のレースを予想する上でとても重要になってきます。

また、記事中で紹介したようにうねりの発生しやすい競艇場のポイントをつかんでおけば、うねりが発生したレースの予想もしやすくなりますし、大穴の舟券も狙いやすくなります。

難水面でレースが荒れることを想定して予想するなら特に、福岡競艇場はオススメの環境なのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

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